建物を見に行く その8 キュビズム 中編
黒い聖母の家でもらったキュビズム建築ガイド“A Stroll Around Prague’s Cubist Architecture”は、建築物のカラー写真と建築家の名前と生没年、そして地図がついているから、これをガイドにプラハを歩いた。全部で16の建築物が紹介されていて、遠方にあるひとつを除いて15すべてに行った。塗装を変えておもしろくなくなったものや、改装工事中だったものを除いて、いくつか紹介する。それぞれの詳しい解説を知りたい方は、参考書がいくらでも出ているので自分で勉強してください。
まずは、黒い聖母の家のすぐ近くにあるアドリア宮殿から。1922~1925年の建築。下階は商店、上階はオフィス
ユングマンYungmannova広場の街灯。1912年。
ブルタバ川沿いの住宅。1912~1913年。
リプシナ通りの住宅。1913年。
このあとの4枚は、ネクラノバ通りのアパート。1913~1914年。印刷物の登場回数では黒い聖母の家以上に有名だろう。
次回もキュビズム建築を写真で紹介する。