2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧
1960年ころのテレビとアジア(4) 「豹の眼」の後を受けて放送されたのが「快傑ハリマオ」、そして「快傑ハリマオ」にやや 遅れて60年7月から放送が始まったのが、千葉真一主演の「アラーの使者」だ。川内康範の原作で、中東にかつてあったカバヤン…
1960年ころのテレビとアジア(3) ハリマオこと谷豊が死に(死因はマラリアではなく、秘密保持のため日本の軍部に殺された という説もある)、戦争が終わってからも、「ハリマオ」はしばしばマスコミに姿を見せた。テレビ映画の「快傑ハリマオ」と、石…
1960年ごろのテレビとアジア(2) 「快傑ハリマオ」のそもそもの物語は、1942年に始まる。この年の1月、日本軍はマ レーを占領し、2月にはシンガポールを占領した。そして、3月。このマレー戦線に参加した男が、マラリアのためシンガポールの病…